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  • iPhone Duoか18 Proか。高い買い物で後悔しないための「自分の使い方」チェック

    iPhone Duoか18 Proか。高い買い物で後悔しないための「自分の使い方」チェック

    折りたたみiPhone、気にならないわけがない。

    でも、価格を見ると気軽に購入を決められるものでもないし、迷いはとても自然なもの。

    新しい形のスマホは、見ているだけでわくわくする一方で、毎日使う道具として本当に自分に合うのかは、スペック表だけでは分かりませんよね

    まずは2台の違いを

    iPhone Duoは、折りたたむとスマートフォンとして、開くとミニタブレットのように使える端末で、動画やゲームを大きな画面で楽しみたい人や、複数のアプリを並べて使いたい人に向いているとされています。

    一方のiPhone 18 Proは、折りたたみではない従来型の形で、折りたたみ機構がなく、カメラ構成にも違いがあって、2台の主な違いは、次の4つ。

    • 折りたたみ機構があるかどうか
    • カメラの構成
    • 大きな画面をどう使うか
    • Duoが第1世代モデルであること

    この4つのうち、自分にとって大きな意味を持つ項目がいくつあるか?それが選ぶときの手がかりになります。

    見送る理由は「失敗しないため」

    「Duoを見送る」というと、折りたたみに否定的に聞こえるかもしれませんが、ここで言いたいのは「Duoがだめだ」ということではなく、自分の使い方に合わないなら、無理に選ぶ必要もないのかなと・・・。

    見送る理由として挙げられるのは、主に次の4つでは?

    1. 第1世代の製品であること

    新しい形の製品は、発売後に使われる中で見えてくる課題もあり、第1世代を選ぶのは、完成度の高い製品を買うというより、新しい試みに参加する面もあります。

    その過程を楽しめる人なら、第1世代にも価値がありますし、逆に毎日使うスマホは安定していてほしいという人には少し不安が残ります。

    なので、まずはアーリーアダプターからの評価待ちでもいいのではないかと思います。

    2. 折りたたみ機能を必要としていない

    いちばん大切なのは、ここ。

    普段のスマホの使い方を思い返してみてください。メッセージ、地図、キャッシュレス決済、SNS、写真。こうした用途が中心なら、画面を開く場面はそれほど多くないはず。

    使わない機能のために高い金額を払うのは、もったいないと感じやすいもの。

    「あったら便利そう」と「毎日使う」は、別物として考えるべきでしょう。

    3. 開閉機構と画面の耐久性

    折りたたみ端末には、毎日開いたり閉じたりする部分があり、これはこれまでのiPhoneにはない部分なので、長く使ううえでもっとも気になる点。

    具体的な耐久性の数値は、いまのところ確認できませんし、購入前にできることといえば、公式の説明や発売後のレビューで、どんな使い方が想定されているかを確認するくらいでしょう。

    4. 望遠カメラがないこと

    また18 Proとの比較で見逃せないのが、望遠カメラの有無かも。

    Duoには望遠カメラがないんです。

    遠くのものを撮ることって、思った以上に多いもので、子どもの運動会、ライブ、旅行先の風景、ペットの表情などがこれに当てはまるでしょう。

    こうした場面が多い人は、ここを軽く考えないほうがいいでしょう。

    Duoが向いているのはこんな人

    ここまで見送る理由を挙げましたが、Duoにしかない魅力もあるんです。

    次のような人は、前向きに検討する価値があるのではないでしょうか?

    1台でスマホと小型タブレットを兼ねたい人

    持ち歩く端末を増やしたくない人にとって、1台で両方の役割を担えるのは大きな利点とも言えますし、持ち運ぶ機器がひとつ減るわけですから、メリットは大きいかも。

    動画やゲームを大きな画面で楽しみたい人

    通勤や移動中、寝る前の時間などに動画やゲームをよく楽しむ人は、画面が開く価値を日々実感しやすいでしょうし、大は小を兼ねるを思いっきり堪能することができるでしょう。

    新しい形のスマホを試したい人

    折りたたみという新しい体験自体に価値を感じるなら、それは立派な購入理由でもありますし、多少のクセも含めて楽しめる人には、Duoは合っているでしょう。

    18 Proが向いているのはこんな人

    反対に、次のような人は18 Proのほうが満足しやすいはず。

    カメラ性能を重視する人

    写真や動画を撮る機会が多い人には、カメラ構成の違いが選ぶ決め手になるはずです。望遠の有無は意外に大きい気がします。

    望遠撮影をよく使う人

    先ほどの運動会やライブのように、離れた被写体を撮る人には、望遠カメラのある18 Proが心強い存在となってくれます。

    安定性や耐久性を優先する人

    毎日使う道具として、できるだけ気をもまずに使いたい人にも向いていますし、ケースやフィルムなど周辺アクセサリーの選択肢が豊富なことも、選びやすさにつながるでしょう。

    また、新しい操作方法に悩む心配もありませんから・・・。

    すでにiPadを持っている人は特に考えたい

    意外と見落としやすいのが、すでにiPadを持っている場合。

    Duoの魅力の一つは、大きな画面で動画やゲームを楽しめることとなるのですが、それをいつもiPadで済ませているなら、Duoを買う必要性は小さくなりますし、購入する意義も小さい。

    まず、自分に問いかけてみてください。

    • 今、大きな画面が欲しいときにiPadを使っているか
    • iPadを持っていても、外出先で不便を感じることが多いか
    • 持ち歩く端末を1台にまとめたいのか

    外出先でもいつでも大きな画面を使いたいなら、Duoは有力な選択肢になるでしょうし、家でiPadを使えば十分なら、18 Proで十分でしょう。

    Duo購入前に確認したい4つのポイント

    なにせAppleが販売する初めての折りたたみiPhoneとなるわけですから、以下のことに注意しておきたいですね。

    ケースやフィルムの選択肢

    日常的に使うものだからこそ、守る方法は大切ですし、折りたたみ端末に対応したケースやフィルムが、どの程度あるかを確認しておきたいですね。

    なにせ販売価格は364,800円からと、かなりの高額ですし保護せずに使うのは怖い。

    修理費用

    画面や開閉部分が傷んだときに、どれくらいの費用がかかるのかも知っておきたいですね。

    保証や補償サービスの内容とあわせて、事前に見ておくと心の準備ができます。

    重さと厚さ

    折りたたむと厚みが出る端末では、重さや厚さが使い心地を左右しますし、ポケットやバッグに入れて持ち歩く自分を想像しながら、できれば店頭で実機を手に取って確かめたいところ。

    バッテリー持ち

    大きな画面を使う時間が長くなれば、バッテリーの減りも気になります。外出時間が長い人は、特に確認しておきたい点ですね。

    迷ったときの考え方

    ここまで読んでも決めきれない場合、次の3つの質問に答えてみてください。

    1. 開いた大きな画面を、1日に何回くらい使いたいか
    2. 望遠撮影をする機会は、どれくらいあるか
    3. 新しい形の端末を、多少のクセごと楽しめるか

    1が多く、3も「楽しめる」なら、Duoはぴったりかもしれませんが、2が多い、あるいは毎日安定して使いたい気持ちが強いなら、18 Proが安心です。

    決め手は「大画面を持ち歩きたいか」

    大画面を常に持ち歩きたい人は、Duoが合っていますし、カメラや使いやすさを優先する人は、18 Proが合っています。

    どちらを選んでも間違いではありませんし、大切なのは、話題性や新しさだけでなく、自分の毎日の使い方に合っているかどうか。

    高い買い物だからこそ、焦らず、納得して選ぶべきですし、見送るのも、立派な選択のひとつでとも言えますよ。

  • iPhone、また更新。今回は「新機能」より先に確認したい理由

    iPhone、また更新。今回は「新機能」より先に確認したい理由

    つい先日、iOS 27への更新を済ませたばかりなのに、Appleは9月28日、さらに複数のOSアップデートを公開しました。

    今回のアップデートは、iOS 27.0.1だけでなく、旧OS向けのiOS 26.7.1なども対象となっているようです。

    こんなに短い間にアップデートがあると「また更新か」と面倒くさく感じますし、新機能を使う予定がなければ、後回しにし用かななんて思いがちですが、今回の更新は、機能追加というよりもセキュリティの部分でのアップデートであり、Appleが修正した脆弱性のなかには、実際の標的型攻撃で悪用されたとの報告を認識しているものも含まれているので、しっかりと対応しておきたいですね。

    Appleは何を更新したのか

    Appleは9月28日、iPhoneやMac向けに複数のOSアップデートを公開。

    iPhoneではiOS 27.0.1のほか、iOS 26.7.1も提供されていて、macOSでもmacOS 27.0.1やmacOS Tahoe 26.7.1などが公開されました。

    今回のポイントは、最新のメジャーOSだけが対象になっているわけではないことで、旧OSを使っているユーザーにも、セキュリティ修正を含むアップデートが用意されています。

    アップデートと聞くと、新機能やデザイン変更を思い浮かべがちで、新しい機能を使わないのであれば、急いで更新する理由もないといえばないのですが、OS更新には既存の問題を修正する役割もあって、今回のAppleの発表では、まさにその問題部分を改善することが優先されているようですので、後回しにはしないほうがいいでしょう。

    今回は「新機能」よりセキュリティ

    今回修正された問題の一つが、CoreGraphicsにある脆弱性で、悪意のあるファイルを処理することで、任意のコードを実行される可能性がある問題として修正されています。

    詳しい内容はAppleのセキュリティアップデートで確認することができます。

    さらにAppleは、iOS 27以前のバージョンを使う特定個人への高度な標的型攻撃で、この脆弱性が悪用されたとの報告を認識しているようで、今回のアップデートを「新機能があるかどうか」だけで見ないほうがいいですね。

    新しい機能を使う予定がなくても、セキュリティ上の問題を修正するアップデートなら意味が大きく変わってきますし、Appleが今回公開した更新には、そうした修正が含まれています。

    旧OSを使っている人は何を確認すればいい?

    今回のニュースで見落としたくないのが、旧OS向けの更新も公開されていること。

    iOS 27.0.1だけを見れば、最新のメジャーOSを使っている人の話となるのですが、今回はAppleはiOS 26.7.1も公開されており、旧世代のOSを使っているユーザーにも更新を提供しています。

    そのため、「自分はiOS 27ではないから今回のニュースとは関係ない」というものでもなく、自分の端末がどのOSバージョンを使っていて、今回公開された更新の対象になっているかということだけは確認しておきましょう。

    OSアップデートを新機能の追加だけでみておくと、セキュリティ修正の意味を見落とすことがあります。

    今回のように、Apple自身が攻撃で悪用されたとの報告を認識している脆弱性の修正が含まれるケースでは、アップデート通知そのものを重要なものとして捉える必要があります。

  • iPhone 18 Proの「撮影時の証拠」は何を証明できる?

    iPhone 18 Proの「撮影時の証拠」は何を証明できる?

    「この写真は本物なの」

    AIで画像を生成したり、写っているものを自然に消したりできる今、写真の見た目だけでは、それが本物なのかAIで作ったものなのかの判断が難しくなっていますよね。

    今回AppleがiPhone 18 Pro/Pro Maxで始める「Apple Reference Image」は、この問題に対して少し面白いアプローチをかけているようですよ。

    普通のメタデータとは何が違う?

    カメラで撮る写真には、撮影日時やカメラの機種、撮影設定や位置情報などのメタデータが保存されることがあるのですが、今回の「Apple Reference Image」は、それとは少し役割が違うようで、Appleによると、Referenceモードで撮影すると、メインカメラのセンサーが取得したデータに署名を付け、そのデータから変更できないリファレンス画像を生成するのだそうです。

    通常のメタデータが「この写真はいつ、どのカメラで撮影されたか」といった情報を記録するものだとすれば、「Apple Reference Image」は撮影時の画像そのものを後から比較するための基準を残すものとなるようで、Appleが「デジタルネガ」と説明しているのも、この仕組みを表していますよね。

    証明できるのは「撮影後に変わったか」

    「Apple Reference Image」があると、撮影時の基準と現在の画像を比較することができるようになるようで、写真を撮った後に画像編集を加えれば、現在の画像が撮影時の状態から変更されたことを確認する材料になりますし、iOS、iPadOS、macOS 27では、第三者アプリがReference Imageを表示するためのAPIも用意されているのだとか。

    AppleはAIによる生成・編集については、別途SynthIDにも対応するとしていますが、こちらはAIによる生成・編集を識別するための仕組みとなっていて、この二つはその役割が異なっていて「Apple Reference Image」は撮影時点の画像を基準にし、SynthIDはAIによる生成・編集を識別する方向の仕組みとなっています。

    「加工されていない」から「出来事も本物」にはならない

    「Apple Reference Image」がAIではないことを証明するのであれば、「Apple Reference Image」と現在の画像が一致していたら、それは本物なんだと思いがちですよね。

    でも実際はそうではなくて、その写真に写っている出来事が現実に起きたことであるという証明ができるわけではないようです。

    たとえば、撮影前に人や物を意図的に配置して、その場面を撮影したとします。

    写真そのものが撮影後に加工されていなければ、Reference Imageとの比較でも問題は見つかりません。

    しかし、確認できるのは「この画像が撮影時の状態から変えられていないか」ということだけであり、「撮影時の画像が本物」なのと、「その写真が伝えている出来事が本当に起きた」のは別の話。

    写真について「本物」という言葉を使うときは、少なくとも次の問題を分けて考える必要があります。

    • 撮影時のデータと一致しているか
    • 撮影後に編集されていないか
    • AIによる生成・編集が行われていないか
    • 写っている出来事の説明が事実なのか

    iPhoneで撮った写真なら全部が対象というわけではない

    「Apple Reference Image」は、iPhone 18 Pro/Pro Maxで撮影した写真すべてに自動で付く機能ではなく、この機能を利用するにはAppleが案内しているReferenceモードを利用する必要があります。

    また、発売時点では地域によって利用条件も異なっているようで、中国では利用できず、EUではiPhone 18 ProでのReference Image撮影が提供開始時点では利用できないようです。

    写真の「本物」を一つの判定結果で考えると、Reference Imageの役割を大きく見積もってしまいます。

    この機能が残すのは、撮影した瞬間の画像を後から照合するための証拠であり、写真に写った現実そのものを保証する証明書ではないことを理解しておきましょう。

  • Macで64GBメモリは選べる?2026年版 完全ガイドと購入戦略

    Macで64GBメモリは選べる?2026年版 完全ガイドと購入戦略

    「Macで64GBのメモリを積みたいけれど、どのモデルを選べばいい?」

    そんな疑問を持っているなら、2026年8月25日の新モデル発表を踏まえて考える必要があります。

    ここ最近では、64GBのMacを選ぶ場合、MacBook ProやMac Studioだけしか選択肢がなかったのですが、先日の新製品発表により、Mac mini M5 Proも最大64GBのユニファイドメモリに対応してくれました!

    しかもその一方で、Mac Studioには、M5 MaxとM5 Ultraが登場し、最大512GBまで選べるようになり、MacBook ProもM5 Proなら64GB、M5 Maxなら128GBまで対応することに。

    つまり現在は「64GBを選べるMacが少ない」という状況ではなくなりつつあり、64GBが必要な人は、Mac mini、MacBook Pro、Mac Studioのどれかを選ぶということになります。

    2026年8月現在、64GBを選べるMac

    まず、64GBを選択できるモデルを整理しておくと・・・

    モデルチップ最大メモリ64GB
    Mac miniM632GB×
    Mac miniM5 Pro64GB○
    MacBook ProM5 Pro64GB○
    MacBook ProM5 Max128GB○
    Mac StudioM5 Max128GB○
    Mac StudioM5 Ultra512GB○

    まぁ、大きなポイントとしては、Mac mini M5 Proが64GBに対応したこと。

    2026年8月25日に新しいMac miniが発表され、M6モデルに加えてM5 Proモデルが用意され、M5 Proでは24GB、48GB、64GBのユニファイドメモリを選べるようになっています。

    私の本音では、M6でも64GBにしろよ!って感じなんですけどね・・・。

    そしてそのM5 Pro搭載Mac miniの価格は、29万9800円から購入することができ、予約は8月25日に始まり、発売日は9月22日。

    これにより、64GBのMacを選ぶ際には、Mac miniも有力候補になっています。

    もっとも価格は50万近くしますがね・・・。

    Mac miniは「64GBならM5 Pro」

    新しいMac miniには、M6とM5 Proの2種類があるのですが、注意したいのがメモリ容量で、M6モデルの最大メモリは32GBまでしかなく、64GBが必要ならM5 Pro一択となります。

    M5 Pro搭載Mac miniは、最大64GB、最大307GB/sのメモリ帯域幅に対応し、64GBのメモリを必要とする用途としては、LLM、動画編集、ソフトウェア開発、3D制作などが考えられますね。

    特に、すでにディスプレイやキーボードを持っていて、Macを据え置きで使うなら、Mac mini M5 Proは検討しやすいモデルとなりそう。

    価格もMac Studioより低く抑えられているので、「64GBは欲しいが、最上位のデスクトップまでは必要ない」と考えると、選べるのはこれしかありません。

    だって、Mac Studioにするくらいなら、64GBのメモリだけ搭載なんてもったいなさすぎですから。

    MacBook Proは「持ち運べる64GB」

    ノート型で64GBが必要なら、MacBook Proが一択で、M5 Pro搭載モデルは最大64GB、M5 Max搭載モデルは最大128GBまで選択することができます。

    M5 Proのメモリ帯域幅は最大307GB/s、M5 Maxでは最大614GB/s。

    MacBook Proのメリットは、当然ながら持ち運べることであり、自宅では外部ディスプレイにつなぎ、外出先では本体だけで作業するといった使い方ができますから、動画編集やソフトウェア開発、LLMなど、比較的重い作業を場所を選ばず行いたい人にはこちらがいいのかな?

    でも、64GBを目的にMacBook Proを選ぶ場合は価格に注意が必要で、M5 Pro搭載MacBook Proは14インチが36万9800円から、16インチが44万9800円からとなっていて、これが標準構成の価格となっているわけで、64GBメモリや大容量SSDなどを追加すると、おそろしく馬鹿みたいに価格は跳ね上がります。

    ざっくりと最低ラインのものでも70万近くはします・・・。

    Mac Studioは「64GBより上」を考える人向け

    デスクトップで性能を優先するならMac Studioなのですが、2026年8月25日に新しいMac Studioが発表され、M5 MaxとM5 Ultraを搭載するモデルが登場。

    M5 Maxは最大128GB、M5 Ultraは最大512GBのユニファイドメモリに対応し、日本での価格はM5 Maxが41万9800円から、M5 Ultraが94万9800円からです。

    通常構成の発売日は9月22日で、M5 Ultraの512GBメモリ構成だけは10月下旬の予定となっています。

    しかしMac Studioを選ぶような人がメモリ「64GB」で購入するわけないですよね。

    個人的には、Mac Studioを選択するなら最低でも128GBは積むべきですし、SSDの容量のことも考えると、100万円は下らないでしょう。

    M5 Ultraなら最大512GBまで対応しますし、Mac Studioはプロ用というよりも、もはや研究者用といってもいいくらいのマシンになっています。

    64GBならどのMacを選ぶのか?

    使い方などを考慮しないのであれば「64GB」のMacなら、もはやMac mini M5 Pro一択でしょう。

    • ローカルAIを試したい
    • 4K動画を編集する
    • 開発環境を大量に動かす
    • 仮想環境やコンテナを複数動かす
    • 3D制作を行う
    • 外部ディスプレイをすでに持っている

    これらの用途なら十分対応してくれるでしょうし、Mac Studioで64GBなんて、無駄使いにもほどがあります。

    費用対効果で、GPU性能やメモリ容量を多少我慢できるなら、Mac miniで十分なはずです。

    持ち運ぶならMacBook Pro M5 Proなんだけど

    自宅と職場、あるいは自宅と外出先で同じ環境を使いたいならMacBook Proなのですが、よほど現場に持ち出しつつ使いたいという職業の人でなければ、選択肢から外すべきだと思っています。

    64GBが必要だからといって、70万近くの出費は厳しい・・・。

    ノート型であることそのものに価値があるなら、MacBook Proを選ぶ理由は十分あるとはいえ、外出先でそこまでハードな使い方する人なんて限られてくるでしょう。

    64GBは本当に必要か?

    さて、個人的な理由でここまで64GB対応モデルをみてきましたが、そもそも64GBが必要なのか?と思う人もいることでしょう。

    正直、一般的な用途なら、64GBは余裕がありすぎですし、Webブラウジング、メール、文書作成、動画視聴、一般的な写真管理などが中心なら、64GBも要りません。

    必要となるのは、メモリ使用量が大きくなりやすい用途。

    4K動画編集

    4K動画編集だから必ず64GBが必要というわけではありませんが、編集する素材の量やエフェクト、使用するアプリ、同時に起動するソフトなどによって必要なメモリは変わってきますし、ひょっとすると48GBで十分な場合もあるかもしれません。

    ただ、大量の素材を扱う、複数のアプリを同時に使う、長期間買い替えずに使うということなら64GBを選ぶメリットがあ流とは思います。

    8K動画編集

    8K動画や複雑なエフェクトを扱う場合は、64GB以上が欲しいでしょう。

    大規模な制作環境などでは96GBや128GBが圧倒的に有利ですし、8K編集を目的に購入するなら「64GBで十分」と決めつけず、使用するソフトと素材の規模を基準に考えるべき。

    いや、この場合はMac Studioを選択すべきなんでしょう。

    ローカルAI

    64GBの価値が特に分かりやすいのがLLMだと思っています。

    Apple Silicon Macでは、CPUとGPUがユニファイドメモリを共有することになるので、ローカルLLMを実行する場合、モデルを読み込むためのメモリ容量が重要になってきます。

    ただし「64GBなら34B」「96GBなら70B」というように、メモリ容量とモデルサイズを単純に対応させることはできませんし、必要なメモリ量は、モデルのパラメータ数だけでなく、量子化方式、コンテキスト長、KVキャッシュ、実行環境、OSやほかのアプリが使用するメモリなどによって変わってきます。

    70Bクラスでも4bit量子化を使えばモデルの重みを比較的少ないメモリに収められるケースもありますし、反対に高精度な量子化や長いコンテキストを使用すれば、より多くのメモリが必要になってきます。

    ローカルAI目的なら、単純に「何GB必要か」ではなく、「どのモデルを、どの量子化方式で、どの程度のコンテキスト長で使うか」を先に決めるのが適切なのですが、一応「64GB」もあれば、Mac Miniでもそこそこ実験はできるのではないかと思っています。

    だから64GBのメモリが欲しいのだ。私は。

    64GBと48GB、どちらを選ぶ?

    ここで迷いやすいのが48GBと64GBの比較。

    実際、一般的な用途だけを考えるなら、48GBで足りるケースがほとんどだし、それでも少なくてもいいとは思います。

    しかし、痛いところはApple Silicon Macは購入後にユニファイドメモリを増設できないことで、「今は48GBで足りるけど、数年後にローカルAIや動画編集で不足するかもしれない」ということにもなりかねません。

    まぁ、そんなことを言い出したらキリがないわけですが、やっぱり現状での落とし所として「64GB」がいいラインなのではないでしょうか?

    逆に、用途が一般業務中心なら、メモリを大量に搭載する必要もないですし、SSD容量やディスプレイのグレードアップなどに使った方がいいでしょうね。

    特にSSDの容量アップはかなり魅力的ですし、私の場合、メモリーとセットで考えなければならないから、予算が厳しくなってくるわけです。

    メモリだけでなくSSDも考える

    LLMではモデルファイルそのものが大きくなることがありますし、動画編集では素材が数百GB、場合によってはTB単位になることもザラでしょう。

    そうなってくると、いくら64GBのメモリを搭載していても、SSD容量が足りなければ、意味がありません。

    そのため「メモリ容量+SSD容量」をセットで考えておかないと、ストレスのない環境を構築することはできませんし、特にLLM目的なら、実際に使用するモデルをいくつ保存するのかまで考えてSSD容量を決めておかないと苦しい状況となります。

    2026年8月時点の結論

    2026年8月25日の新モデル発表によって、64GBのMacを選ぶ状況は大きく変わり、現在では以下のモデルから選択することができます。

    • Mac mini M5 Pro
    • MacBook Pro M5 Pro
    • MacBook Pro M5 Max
    • Mac Studio M5 Max
    • Mac Studio M5 Ultra

    選び方をシンプルにすると、

    64GBで十分な据え置きMac → Mac mini M5 Pro

    64GBが必要で持ち運びたい → MacBook Pro M5 Pro

    64GBを超える可能性がある → Mac Studio M5 Max

    128GBを大幅に超えるメモリが必要 → Mac Studio M5 Ultra

    というのが目安といってもいいでしょう。

    Macの場合選択肢が少ない!!なんて思いがちですが、これがWindowsになってくると、色々な組み合わせも出てくるので、逆に楽なのかもしれませんね。

    個人的な意見としては、ローカルAI、8K動画、3D制作、大規模な開発環境などを扱うなら、64GB以上を選択すべきですし、一般的な用途なら64GBはオーバースペックとなり、吊るしモデルでも十分だと思います。

    なにせ、Macは購入後にメモリを増設できないので、現在の用途だけでなく、これから数年間どのような作業をするのかまでを考えておかないと痛い目をみます。


    2年前、Mac mini(M4 Pro)が、64GBメモリ+1TB SSDで、338,800円だったときに買っておかなかった自分をいまだにひっぱたいてやりたい。

  • Apple Intelligence対応iPhone一覧|あなたのiPhoneで使えるAI機能は?

    Apple Intelligence対応iPhone一覧|あなたのiPhoneで使えるAI機能は?

    iOS 27の登場にあわせて、「Apple Intelligence」や新しいSiri AIへの関心が高まっていますね。

    しかし、iOS 27にアップデートできるiPhoneであっても、すべてのAI機能が利用できるわけではないんですよね・・・。

    Appleによると、Apple IntelligenceやSiri AIには対応デバイスや利用条件が設けられていて、iOS 27との違いや対応機種、買い替えを検討する際に確認したいポイントを確認してみましょう。

    iOS 27対応とApple Intelligence対応は同じではない

    まず最初に「iOS 27に対応していること」と「Apple Intelligenceが利用できること」は別の条件だということ。

    iOS 27は、いわゆるOSのアップデートとなるのですが、Apple Intelligenceは対応するハードウェアを備えたデバイスでしか利用できないAI機能群となります。

    なので、iOS 27へ更新することはできても、Apple Intelligenceが確実に利用できるとは限りません。

    iOS 27で利用できる機能

    iOS 27では、OS自体の新機能は利用することはできるのですが、Apple Intelligenceを利用するには対応デバイスが必要で、OSアップデートだけでAI機能が追加されるわけではないため、この違いを理解しておくことが重要。

    Apple Intelligenceが必要な機能

    Apple Intelligenceを利用する機能は、Appleが対応機種として案内しているデバイスで提供されます。

    iPhone 15 Pro世代

    iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro MaxはApple Intelligence対応機種として案内されています。

    iPhone 16シリーズ

    iPhone 16シリーズもApple Intelligenceに対応しています。

    新しいiPhoneシリーズ

    Appleは、対応機種向けにApple IntelligenceやSiri AIを順次提供するとしています。ただし、ベータ版から正式版にかけて提供機能や対応状況が変更される可能性があります。

    買い替えが必要なのはどんな人?

    Apple Intelligenceを使いたい人であれば、機種が対応していない場合、すぐに買い替える必要があるのですが、まずはその前に自分が使いたい機能がApple Intelligenceを必要とするかどうかを確認しておいたほうがいいでしょう。

    そもそもApple Intelligenceでなにができるのかを知らないまま、高額な機種に買い替えても、使いこなせなかったら意味ないですから。

    最新のAI機能を使いたい人

    Apple IntelligenceやSiri AIを積極的に利用したい場合、まず自分のiPhoneが対応機種かを確認してみましょう。

    Appleは、Siri AIを英語環境でベータ提供した後、対応言語を順次拡大すると案内しており、日本語対応の前に自分の端末で動くかどうかを調べておくのがいいでしょう。

    現在のiPhoneを継続して使いたい人

    AI機能を重視しない場合は、iOS 27の通常機能だけでも十分活用できますし、無理に買い換える必要はないでしょう。

    買い替えを判断する前に、利用したい機能がApple Intelligence対応を必要とするかを確認すること。

  • Siriが変わった、はずなのに。なんとなく拭えない不安

    Siriが変わった、はずなのに。なんとなく拭えない不安

    iOS 27のパブリックベータが出て、SiriがついにAIっぽくなったらしいですね。

    会話が続く。画面の内容を理解する。アプリをまたいで操作する。

    デモの説明だけ見ると、ようやくSiriが「あの頃約束されていたもの」に追いついたように見えるんだけど、正直、素直に喜べていない自分がいます。

    Geminiで大丈夫なのか、という不安

    そもそもの話として、AppleがGeminiを選んだ経緯を追っていくと、ちょっと引っかかるんですよね。

    これ、「一番性能が良かったから選んだ」という話じゃないっぽいんですよね。

    報道によると、Appleは最初Anthropic(Claude)との提携を本命で考えていたらしいんですが、Anthropicが提示した金額が「年間数十億ドル、しかも3年かけて倍増」という強気すぎる条件だったことから、さすがのAppleもこれは無理だと判断して離脱したのだとか。

    結果、年間10億ドルほどで折り合ったGoogleのGeminiに落ち着いたという流れのようで、「性能で選んだ」というより「現実的な金額で手に入ったから選んだ」に近いん近いんですよね。

    しかも、不安を煽ってくるのが、Apple自身は社内の開発ツールとしては今もClaudeを結構がっつり使っているということ。

    表向きはGemini、でも中の人たちが実際に信頼して使っているのは別のモデル(Claude)ってことなんですよ。

    これ、「一番いいものを選んだわけじゃない」ってことをApple自身が体現しちゃってるんですよね・・・。

    だから「Geminiで大丈夫なんですか」という気持ちにもなってくるでしょ?

    予算とスケジュールの都合で選んだものが、本当にSiriの中身として胸を張れるものなの?

    そもそも、これまでSiriは散々な扱いだったし、また同じ失敗をするのでは?

    Siriは結局Siriのまま、という感覚

    もうひとつ、これは今に始まった話じゃないんですけど。

    Siriの「今度こそ変わります」って、もう何年聞いてきたんだっけという話。

    2011年の登場からずっとそうだったし、直近でも2024年のWWDCで華々しくデモした機能が、結局1年経っても出てこなくて、CMまで作ったのに取り下げる羽目になったなんてこともありましたよね。

    で、今回のiOS 27パブリックベータも触ってみると、たしかに会話は続くし便利になった実感はあるものの、開発者ベータの段階ではニュースを聞いたつもりが連絡先を検索し始めた、みたいな話も普通に出てきています。

    サードパーティアプリとの連携もまだ弱くて、結局「Apple純正アプリの中でだけ賢い」という、これまでとそんなに変わらない構造が残っているようにも。

    中身がGeminiに変わろうが、Claudeに変わろうが、「Siriという入れ物」自体が抱えている問題は、そんなに簡単には解決しないんじゃないでしょうかね?

    Appleの革新が、そこをついた感じ

    ここまで書いてて思うのは、これはSiri単体の話じゃなくて、Appleという会社の話なんじゃないかということ。

    自分たちだけでフロンティアモデルを作れず、他社の技術を借りないと前に進めない。

    しかもその「借りる相手」すら、性能じゃなくて予算で選ばざるを得ないという残念な意思決定。

    垂直統合がAppleの強みだったはずなのに、AIという一番大事な部分だけは、それができていない。

    これって、単に「AI競争に出遅れた」というより、「もう自社だけで完結させる時代が終わった」ということの表れなんじゃないかと。

    ジョブズが、ジョブズがなんてことは言いたくないんだけどね・・・。

    iPhoneもMacもOSも全部自前で作ってきた会社が、頭脳の部分だけは他社に頼らざるを得ないというこの非対称さ、なんというか、Appleらしくないですよね?

    とはいえ、それが悪いことなのかどうかは、まだよくわからないところではあるんですけど、2度あることは3度あるし、それを打破できるような人材がいそうもないからなぁ、今のApple。

    「餅は餅屋」で割り切るのが賢いのかもしれないし、逆に言えばそれこそがAppleの終わりの始まりなのかもしれませんね。


    正直、答えは出ません。

    iOS 27の正式版が出て、実際にみんなが使い始めてみないと、今回の判断が吉と出るか凶と出るかはまだわからないのでしょうね。

    ただ、「今度こそ」という言葉を、また信じていいものかどうか?そこだけは、ちょっと気になっています。

    Siriが登場したての頃の「ちょっとおバカなところが可愛い」といっていられるような時代ではなくなってきているんですけどね・・・。

  • スマホ動画の「悔しさ」を減らせるか?Osmo Pocket 4Pが家族撮影にもたらす変化

    スマホ動画の「悔しさ」を減らせるか?Osmo Pocket 4Pが家族撮影にもたらす変化

    運動会でわが子が走っているのに、動画の中では米粒サイズ。

    発表会ではステージが暗くて、せっかくの表情がほとんど見えない。

    スマホで一生懸命撮っているつもりなのに、あとで見返すと「うーん・・・」となる瞬間って、けっこうありますよね?

    とはいえ、今さら重たいビデオカメラを買う気にもなれないし、高いカメラを買っても使いこなせる自信もない。

    そんなモヤモヤを解消する「ポケットサイズのジンバルカメラ」という第三の選択肢、あるんですよ。

    今回のおすすめは、デュアルレンズと手ブレ補正、長時間バッテリーを備えたDJIの「Osmo Pocket 4P」。

    DJI Osmo Pocket 4P
    Screenshot

    スペックの話というより、「スマホから一歩進みたい親」にとって、家族動画はどこまで変わるのか?どこまで期待しすぎない方がいいのか?を検証。

    まず、スマホ動画で「悔しい思い」をする場面を、あらためて振り返ってみると、1番最初に思いつくのは、運動会や体育の授業参観のような、物理的に距離があるシーン。

    徒競走で走っているわが子を追いかけたいのに、ズームすると画質がガクッと落ちるし、ブロックノイズだらけに・・・。

    次に、ホールや体育館での発表会。

    目で見ているとそこそこ明るいのに、動画にすると全体が薄暗く、顔がつぶれてしまうケース。

    スマホもだいぶ頑張ってくれてはいるのですが、ステージ照明のコントラストには限界があります。

    そして、日常のちょっとした瞬間。

    子どもがテーブルの上の工作に没頭していたり、小さなおもちゃを動かして物語を作っていたりしている瞬間。

    近づきたいけれど、スマホを構えると意識させてしまって「やめた」となりがち。

    こうした「悔しさ」が重なると、「ちゃんと残したいなら、もっとちゃんとしたカメラが必要なのかな」とは思うのですが、いかんせん、ビデオカメラは重くて古いイメージもあるし、一眼カメラは高額なうえ、学習コストも高くハードルが上がる。

    結果として「まあスマホでいっか」で収まってしまいがち。

    何せ、簡潔さと機動力は、他の機材の追随を許さない、ずっと先を行ってますからね。

    さてさて、こんな堂々巡りの中、Osmo Pocket 4Pのようなジンバルカメラが割り込んでくるわけです。

    Osmo Pocket 4Pは、広角と中望遠のデュアルレンズを備えたポケットサイズのカメラで、広角側は20mm相当、中望遠側は60mm相当で、電子ズームと組み合わせることで最大12倍までズームできます。

    ここでポイントになるのが、「広角レンズ基準で6倍まではロスレスズーム」という部分で、運動会のスタンド席からグラウンドの子どもを撮るとき、スマホのデジタルズームだと「拡大しているだけ」感が強く出ますが、4Pの中望遠レンズとズームを使うと、そもそも光学的に被写体を大きく捉えたうえで拡大していけるので、結果として、同じ距離からでも「ちゃんと顔がわかる」映像になりやすくなります。

    心動きました?

    そして、もうひとつ、この距離の問題とセットで効いてくるのが「アクティブトラック」という自動追尾機能で、Osmo Pocket 4Pでは、中望遠レンズ使用時や最大12倍ズーム時でも、被写体をフレームの中央に追い続けてくれます。

    ファインダー(実際には本体の画面)をじっと見続けながら走る子どもを追いかけるのって、意外と大変なんです。

    アクティブトラックを使うと「とにかくこの子を追って」とカメラにお願いしておいて、自分はある程度ざっくりと向きを合わせるだけで済むんですよ。

    スマホにも似たような機能はあるのですが、手ブレ補正の仕組みやズーム性能と合わせて考えると「遠くにいる子どもを安定して追いかける」という一点では、専用機ならではの安心感があります。

    次に暗い場所での発表会やイベント。

    Osmo Pocket 4Pの中望遠レンズは、1/1.28インチのセンサーとF1.8という明るいレンズが組み合わせられています。

    まぁ、普通の人なら数字だけでピンとこないかもしれませんが、要は「暗いところでも、できるだけシャッタースピードを落とさずに明るく撮れる」構成になっているんです。

    さらに、高感度撮影用の設定では、センサーの感度(ISO)が従来機よりも高い範囲まで使えるようになっていて、感度を上げればノイズは増えてしまうのですが、3軸ジンバルによる手ブレ補正が強力なので、スマホのように「手ブレを抑えるために無理にシャッター速度を上げる→さらに暗くなる」という悪循環に陥りにくいんです。

    体育館の後方から、ズームしつつ手持ちで撮影するようなシーンでは、「ブレてるか、真っ暗か、そのどちらか」という状況からはだいぶ脱出しやすくなるはずですよ。

    そして、日常の撮影で効いてくるのが、最短撮影距離約20cmのマクロ性能。

    子どもの手元の工作、レゴの小さなパーツ、おままごとの料理など、そういう「近くで見たい世界」を、あまり距離を詰めすぎずに大きく写せるのは、スマホとの差としてわかりやすいポイントかもしれません。

    さらに、最短距離のまま電子ズームも使えるので、「手を伸ばさずにここまで寄れるのか」という体験にもなるかも。

    子どもにカメラを意識させすぎず、自然な表情や集中している横顔を残したいとき、この「寄れるけれど近づきすぎない」は地味にありがたいのでは?

    さらに、実用面で見逃せないのがバッテリー。

    Osmo Pocket 4Pは、フル充電時に最大210分の連続撮影が可能となっているようで、実際の撮影条件によって多少の前後はあるでしょうけど、「午前中の運動会を通して使う」「旅行で午前から午後までときどき撮影し続ける」といった用途なら、予備バッテリーを何本も抱える必要はないかも。

    また、短時間充電にも対応していて、約18分で80%、約32分でフル充電が可能となっているので、お昼休憩や移動の合間にモバイルバッテリーからサクッと充電しやすいのも、ありがたいところ。

    ここまでみると「じゃあスマホから乗り換えたほうがいいのか」となりそうですが、正直なところ、すべての家庭に4Pが必要かというと、そうでもなさそう。

    たとえば、撮影はほとんど静止画で、動画はたまに数十秒撮る程度、運動会も写真がメインで、動画は記録として少し撮れれば十分という家庭なら、最新のスマホでもかなり満足度は高いはず。

    また、機材を増やすのがストレスになるタイプの人にとっては「カメラ本体とスマホ、充電ケーブルが2種類」という時点で、けっこうな負担になるでしょうし、カバンから出して起動してという手間が面倒という人には向いていません。

    なんだかんだ、持ち歩くことすらせず、結局スマホに戻る未来もしっかりと見えてきます。

    逆に「4Pへの投資が現実的に見合う家庭像」を挙げるなら、次のような感じじゃないでしょうか?

    運動会や発表会の動画を毎回かなりの時間撮っていて、「どうせ撮るなら、もう少しちゃんとした映像にしたい」と感じている。

    日常的にも子どもの様子や遊びを動画で残すことが多く、スマホのストレージがすぐいっぱいになるタイプ。

    そして、新しいガジェットを触るのがそこそこ好きで、「設定をいじったり、モードを試したりするのも含めて楽しめる」親。

    このあたりに当てはまるなら、スマホから一段階上の「家族動画の標準機」として、Osmo Pocket 4Pはかなり現実的な選択肢になってきます。

    とはいえ、これはどのカメラにも言えることですが「機材を変えたからといって、急に映像がドラマチックになるわけではない」ということも忘れずに。

    ズームや暗所性能で「撮れなかったものが撮れるようになる」のは確かですが、本当に後から見返してうれしいのは、完璧な画質よりも「そのときの空気感ごと残っている映像」だったりします。

    Osmo Pocket 4Pは、「誰でも・どこでも・一人で」撮れる範囲を広げてくれる道具であり、そのうえで、自分の家では何をどこまで残したいのか?スマホで足りないと感じているのは「画質」なのか?それとも「撮る頻度」や「撮る視点」なのか?

    そのあたりを一度整理してみると、この小さなジンバルカメラが自分の家に必要かどうかも、少し見えやすくなるかもしれません。

  • Apple製品が値上げ、2026年6月改定の全対象モデルと新価格まとめ

    Apple製品が値上げ、2026年6月改定の全対象モデルと新価格まとめ

    2026年6月、Appleが主要製品を一斉に値上げしましたね。

    MacBookやiPadを見ていた人にとっては、かなりタイミングの悪い改定だったはずで衝撃は大きいのでは?

    Apple Storeの価格が大幅に書き換わり、気づいたら「思っていた予算では届かない」という状況になっていたという人も多いでしょう。

    今回の値上げは、単に「高くなった」で片づけるには少し重たい状況yで、対象はMac、iPad、HomePod、Apple TV 4K、Apple Vision Proまで幅広く、しかも上げ幅がかなり大きいモデルも。

    購入を検討していた人にとっては、製品選びそのものより先に「今買うのか、待つのか」を考え直す出来事になっているのではないでしょうか?

    今回の値上げ対象

    2026年6月25日時点で価格が改定されたのは、以下のカテゴリ。

    • Mac(MacBook Air / MacBook Neo / Mac mini / Mac Studio / Mac Pro など)。
    • iPad(iPad / iPad mini / iPad Air / iPad Pro)。
    • HomePod mini / HomePod。
    • Apple TV 4K。
    • Apple Vision Pro。

    その一方で、iPhone、Apple Watch、AirPods、AirTagなどが対象外となっていて、ホッと一安心したかもしれませんが、対象外だから安心はできませんよ。

    なにせ、今回の改定でAppleが「どこまで上げるのか」を見せた以上、ほかの製品にも波及する可能性は大いに残っています。

    主な新旧価格

    特に値上げ幅が目立ったモデルを整理すると、次のようになります。

    カテゴリモデル旧価格新価格値上げ幅
    MacMacBook Neo(256GB)99,800円119,800円+20,000円
    MacMac Studio328,800円419,800円+91,000円
    iPadiPad(128GB)58,800円74,800円+16,000円
    iPadiPad Pro(256GB)168,800円209,800円+41,000円
    その他Apple TV 4K(Wi-Fi 64GB)19,800円34,800円+15,000円

    Mac Studioの値上げなんて、安いスマホ買えるじゃんってくらいの上げ幅ですし、Apple TV 4Kにいたっては、値上げ率約75.8%(元の価格の約1.76倍)。

    正直、そこまで上がるなら誰が買うの?と心配になるくらい。

    値上げの2つの要因

    この、近年稀に見る値上げの背景には、主に2つの要因があり、ひとつは、AI関連需要の拡大によるメモリ部材の高騰。

    DRAMやNANDフラッシュは、AIの開発・運用で消費が増えていて、その影響が民生機器側にも回ってきていて、供給が足りなくなっています。

    さらに、円安の継続により価格はガッツリとアップ。

    そもそもApple製品は、アメリカでの定価を基準にしつつ、日本向け価格が決まるため、為替が悪いとそのまま国内価格に跳ね返ります。

    今回の値上げは、アメリカでさえ約17%増とされているのに、日本ではそこに円安が重なり、より大きな上げ幅になっているんです。

    10万円以下のMacBookが消えた

    今回の改定で、象徴的なのは、MacBook Neoの最安モデルが99,800円から119,800円になったことでしょう。

    「10万円以下ならなんとか」と考えていた層にとって、この2万円の差はかなり大きい。

    桁が一桁変わってしまうのは、心理的にはひとつ上の買い物になりますからね。

    これにより、学生やライトユーザー向けに残っていたMacの入口が少し狭くなってしまいましたし、結果として、Windows機や中古Macに流れる人、あるいは購入自体を見送る人が増えても不思議ではないでしょう 。

    iPhoneはどうなるのか

    現時点では、iPhone、Apple Watch、AirPods、AirTagは値上げ対象外となっていますが、同じ部材環境の影響を受ける以上、今後もそのままとは限らないでしょう。

    特にiPhoneは年々メモリ搭載量が増えているうえ、AI機能の強化が進むほどコスト圧力は確実に強まりますし、20万越えもあるかもしれませんね。

    でもそうなってくると、ついにスマホ時代は終わり、新しいウェアラブル端末の時代への移行が加速していきそう。

    結局、今買うべきか?否か?

    購入予定の製品が値上げ対象に入っているなら、待つメリットは小さくなってい流ような気がします。

    とくにMacやiPadは、必要なタイミングがはっきりしている製品ですし、仕事や学業で使うなら「もう少し様子を見る」より、いまの価格で納得できる構成を押さえるほうが合理的だと思います。

    よほどの急ぎでなければ、個人t系には様子を見る選択もありかなと思います。

    とはいえ、今回の値上げは一時的なセール価格の揺れではなく、構造的なコスト上昇の反映に見えますので、「もう少し安くなるのを待つ」という流れは出てこないような気がしています。

    2026年6月のApple値上げは、AI需要による部材高騰と円安によって、日本ではその影響がより強く出てしまったものとなりました。

    Mac・iPad・HomePod・Apple TV・Apple Vision Proを対象としてかなり大きな価格改定が入りました。

    現状では、iPhoneやAirPodsは対象外とはいえ、今後値上げがないかというと楽観できる状況でもありませんし、Apple製品を検討しているなら、スペックだけでなく価格の動きも含めて見たおいたほうがよさそう。

    なんとなく「高くなったな」で終わる話ではなく、買い方そのものを少し変えさせる値上げとなってしまいましたね。

  • ASUS×XREALの新ARグラス「ROG XREAL R1」登場

    ASUS×XREALの新ARグラス「ROG XREAL R1」登場


    ASUSのゲーミングブランドROGとXREALが共同開発したARグラス「ROG XREAL R1」の予約販売が始まりましたね。

    ソニー製Micro OLEDや最大240Hzリフレッシュレートに対応し、「4m先に171インチ相当」という超大画面の仮想スクリーンを実現するのが特徴となっていて、限られた部屋スペースでも、FPSからレースゲーム、映画視聴までを1台でこなせるという、かける大型ディスプレイと言ってもいいでしょう。

    価格は約14万円とけっして安くはありませんが、モニターやテレビを買い足す代わりに「身につける画面」を選ぶという、新しい選択肢がついに本格化してきましたね。

    「ROG XREAL R1」の基本スペック 

    ROG XREAL R1
    Screenshot

    ROG XREAL R1は、ROGとXREALが共同で開発したゲーム向けARグラスで、ソニー製のMicro OLEDディスプレイを採用、片眼あたり1,920×1,080ピクセル、最大240Hzリフレッシュレート、0.01ms応答速度というハイエンドゲーミングモニター級のスペッが小さなフレームに詰め込まれています。

    「4m先に171インチ相当」の仮想スクリーンを表示することができ、視野角は57度。ネイティブ3DoF対応で、頭の動きに合わせた自然な視野変化を実現しているのだそうですよ。

    Boseチューニングのオーディオにより、映像だけでなく音の没入感も重視され、重量は91gと、長時間装着を意識した軽さに設計されています。

    接続面では、ROG Allyとケーブル一本でつながるほか、同梱の「ROG Control Dock」を使えば、PCや家庭用ゲーム機ともDisplayPort 1.4/HDMI 2.0で接続できるようです。

    価格は141,550円となかなかのお値段ですが、、すでに6月15日から予約が始まっています。

    自宅の画面問題をどう変えるのか 

    この製品がターゲットにしているのは「大画面でゲームや映画を楽しみたいのに、部屋のスペースや家族の目が気になる」という日常の悩みの解消。

    ROG XREAL R1は、物理的なテレビやモニターを増やすのではなく、メガネ型デバイスをかけるだけで目の前に大画面を作り出し、4m先に171インチ相当という仮想スクリーンは、一般的なリビングではまず置けないサイズ感。

    しかも、空間固定モードを使えば、自分が体を動かしてもスクリーン位置はその場に固定されるので、ソファに寝転がったり、姿勢を変えたりしても視線を向ければ常に同じ場所に大画面がある感覚で利用できます。

    レンズには3段階の電子調光機能があり、周囲の明るさに合わせて透過度を変えられ、部屋の照明を大きく落とせない環境でも没入感を確保しやすくなっているようです。

    モニターの置き場所や家族との画面の取り合いといった物理的な制約から、生活者を解放してくれるのが、このデバイスのわかりやすい価値かも。

    ゲーマーに刺さるポイントと注意したい点 

    ゲーマー視点で見ると、ROG XREAL R1のわかりやすい魅力は、高い応答性能とリフレッシュレートで、最大240Hz対応かつ0.01msという応答速度は、FPSやレースゲーム、RTSなど、一瞬の反応が勝敗を分けるジャンル向けに設計されています。

    残像感や入力遅延を抑えた映像表示が可能で、ROG Allyとプラグアンドプレイで使える点も携帯ゲーム機で本気プレイをしたい人にはわかりやすいメリット。

    一方で、注意したいのは「常にグラスをかける前提のデバイス」であることで、通常のモニターと違い、装着の快適さが体験の良し悪しを左右してきます。

    価格は約14万円と、ハイエンドゲーミングモニター1台〜大型テレビクラスの投資になり、複数人で同じ画面を共有する用途には向かないので「1人でどれだけこの大画面を使い倒すか」を軸に検討する必要があります。

    ゲームだけでなく、動画視聴や仕事用のサブディスプレイとしても日常的に使うイメージが持てるかどうかが、購入判断の分かれ目になってきそう。

    どんな人が検討する価値がある?

    ROG XREAL R1がフィットしやすいのは、まずROG Allyをすでに持っているヘビーユーザーやPC・家庭用ゲーム機でのプレイ時間が長い人でしょう。

    デスクやリビングのレイアウトをこれ以上変えにくい状況で、「もっと大画面・高リフレッシュレートの環境が欲しい」と感じているなら、物理モニターの追加ではなく身につける画面というアプローチは現実的な選択肢になりえるでしょうし、家族と同居していて大きな音や明るさを出しづらい人にとっても、Boseチューニングのオーディオや電子調光レンズの組み合わせは、生活リズムを崩さずに趣味の時間を確保する手段になります。

    一方で、たまにゲームをする程度のライトユーザーや「みんなで同じ画面を囲んで遊ぶ」スタイルが中心の人であれば、購入は見送ったほうがいいでしょう。

    自分のプレイ時間・プレイ環境・今後数年のゲームとの付き合い方を一度整理したうえで「モニターやテレビではなく、あえてARグラスに14万円を投じる理由があるか」を考えると、この製品の位置づけがはっきりしてくるはず。

    ROG XREAL R1は、「もっと大画面で、もっと滑らかにゲームや映像を楽しみたい」という欲求に対して、物理モニターではなく「かけるディスプレイ」という形で応える製品。

    スペースや家族との共有といった制約を超え、自分専用の171インチ級スクリーンを手に入れられるかどうかが、この14万円の価値の判断軸になります。

    今の画面環境に不満があるなら、「場所を増やす」のではなく「身につける」で解決するという新しい選択肢として検討する一台ともなりそう。

    とくに日本の住宅環境化では、人気が爆発してもおかしくないような気もします。

    しかし、こういった製品、日本企業から登場してこないのが哀しい・・・。