ASUSから登場する初の7型ディスプレイ、Windows 11を搭載したポータブルゲーミングPC「ROG Ally」が発売されましたね。
「ROG Ally」、普通に読めば「ログ アリー」なのかなと思いきや、製品名は「アールオージー エイライ」。
いやいや呼び方カッコよすぎ。
価格は、Ryzen Z1搭載モデルが8万9800円、上位モデルのRyzen Z1 Extreme搭載モデルが10万9800円とお手軽に買えるような値段ではありませんが、AMDがポータブルゲーム機用に開発を行った8コア16スレッドのAMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサーを搭載していて、AMD RDNA 3 グラフィックスとの組み合わせにより、モバイルゲーム機では到達できなかったパフォーマンスを実現しているのだそうですよ。
7インチ(1920×1080ピクセル)の液晶ディスプレイで軽さわずか608g、ゲームをするなら5万円ちょいオーバーから買えるSteam Deckなどのデバイスもあるのですが、「ROG Ally」はWindows 11を搭載しており、ゲーム以外での使い道もできることを考えると、販売されている価格は決して高いものではなく、安い部類に入るかもしれませんね。
ディスプレイの左右にコントローラーが搭載され、インターフェースは、USB 3.2(Type-C/Gen2)と3.5mmオーディオジャックを装備、ストレージ容量を拡張するためのmicroSDカードスロットと、同社の外付けGPUボックス「ROG XG Mobile」を接続するための専用ポートを備えています。
なんでも持ち手部分にほとんど熱がこもらないような構造になっているため、長時間プレイでも熱さを感じにくいようで、これはモバイルゲーミングPCとしては嬉しい仕上がりですよね。
Nintendo Switchが6.2インチなので、ROG Allyの方が一回り大きくなっている感じで、果たして日本の市場で競合製品となるでしょうかね?