ついにマイクロソフトのインターネットブラウザ「Internet Explorer」のサポートが6月16日に終了するのだそうです。

6月16日のサポート終了以降、「IE」を起動しようとするとMicrosoftのEdgeが起動するようになるのだそうで、これからのWEB開発の人からすれば「IE」を要件から外すことができるので楽になるとは思うのですが、現実的には日本国内の大手企業が社内システムでIEを使用しているケースがアホみたいに多く、どのような対策をとっていくのか注目ですね。
1995年の登場以来、インターネットの普及を良くも悪くも支えたIEですが、ついに27年の歴史に終止符が打たれることになります。
かつてはいまはなきNetscapeとシェア争いを繰り広げていたのが懐かしいですね。
最盛期の2002年12月には92.8%という驚異のシェアを獲得したこともあるのですが、2004年のFirefox、2008年のChromeの登場によって、徐々にシェアを失っていき、現在ではたったの0.64%となっています。
ちなみに現在6月時点での世界シェア1位となっているのは「Chrome」で64.95%、その次に「Safari」の19.01%となっており、この2つでほぼ8割のシェアを収めており、3位以下は「Edge」で3.99%、「Firefox」で3.26%となっているようです。
さて、サポート終了となる「IE」ですが、どうやらエッジに「IEモード」が搭載されているようで、IEのみに対応したウェブサイトも一応は見られるようですね。
なので、日本の多くのIEだけにしか対応していないサイトも当分はなんとかなりそうですが、このIEモードも2029年までで終了となるようですから、早めに新しいブラウザに対応してもらわなければなりません。